「熱性けいれん」

熱性けいれんとは

熱性けいれんとは、38度以上の高熱がでた時に発症するけいれんであり、6歳未満の乳幼児期がひき起こす発作性疾患です。高熱のほとんどは風邪などのウィルス感染が原因です。 熱性けいれんとは、38度以上の高熱がでた時に発症するけいれんであり、6歳未満の乳幼児期がひき起こす発作性疾患です。高熱のほとんどは風邪などのウィルス感染が原因です。
日本人の場合は、6歳未満の小児全体の7~8%(約10人に1人)の割合で起こる非常に頻度の高い病気で、家族歴も強く影響すると言われています。
子供の脳が大人に比べ未熟ということもあり、熱性けいれんのメカニズムは、未だはっきりとよく分かっていないのが現状です。

症状

熱性けいれんには、以下のような特徴があります。
単純型熱性けいれんであれば、23分以内で収まります。
・全身のふるえが10以上続いたり、体の片側だけがふるえたり(部分発作)、1日に2以上の発作を起こす(複雑型熱性けいれん)

治療

熱性けいれんは、良性の病気のため、しかも 脳にもダメージが残ることがないので、ほとんどが治療を必要としません。 熱性けいれんは、良性の病気のため、しかも 脳にもダメージが残ることがないので、ほとんどが治療を必要としません。
熱性けいれんの再発を心配される声も多いですが、多くの子供は生涯に1しか発作を起こしません。その内、2回目をひき起こすのは30%、3回以上をひき起こすのは10%です。
予防が必要と診断される子供の場合は、 予防薬として「ジアゼバム ( 商品名:ダイアップ ) 」という坐薬を処方しますが、副作用として寝てばかりいたりろれつが回らない、ふらつくなどがある為きちんと医師が必要とされた子供のみ処方されます。

家で気を付けること

熱性けいれんを初めて見る人にとっては驚きの出来事であり、親にとってはなおさらのこと、何をしていいのかパニックになってしまうのが普通です。

もしお子さんが熱性けいれんをひき起こした場合は、次の事を心掛けて下さい。

  1. ⑴ まず、落ち着きましょう。
  2. ⑵ 深呼吸をして、しっかりと対応する。
  3. そして、熱性けいれんの基本的な対応は以下の通りです。
  4. ⑶ 横向きにすること
  5. ⑷ けいれんを観察すること(何分か、手足の動きはどうか、眼はどこを向いているか)
  6. ⑸ 決して口の中に何も入れない事