花粉症
| 花粉症とは |
| 植物の花粉が、鼻やのど、耳、目などの皮膚に接触することによって引き起こされ、発作的にくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、のど、耳、目のかゆみなどの一連の症状が出るアレルギー疾患です。アレルギーマーチとして、喘息・アトピーと並び、現在の統計では花粉症の人口は1000万人以上に上り、もはや国民病とも言われています。有名な花粉としては春に見られるスギ花粉でしょう。その他ヒノキ、ブタクサ、ヨモギ花粉などがあります。原因は食生活や住環境の変化により、アレルギー体質の人が増加していることや、大気汚染など様々な要因が考えられています。 当院では花粉症に対する治療を積極的に行っています。またアレルゲンを特定するため、血液中の特異的IgE(RAST)の測定も行っています。医師にご相談下さい。 |
【症状】
上記症状に伴い夜間の睡眠不足、集中力欠如、イライラ感等心理的影響を及ぼす場合もあります。また頻繁に副鼻腔炎(いわゆる“蓄のう症”)を合併することがあります。
【治療】
まずはマスク、めがねなど原因となる花粉を避けるよう、注意してください。ここで注意したいのが、口だけを覆うマスクではなく鼻まですっぽりと隠れるマスクをして下さい。また普通のメガネをかけるだけでも、目に入ってくる花粉の量は裸眼時の3分の1程度になると言われております。また、服は表面がツルツルし起伏のないものですと花粉の付着を最小限に抑えることができます。不規則な生活リズムや、睡眠不足、過労やストレスはアレルギー症状を悪化させることが多く、これらを避けることは症状軽減に有効です。
ただ実質的に100%花粉症からの暴露を避けるのは現実的ではないため、例年症状が続く場合は内服、点鼻薬(鼻腔に直接噴霧するもの)点眼薬も必要となる場合があります。また初期療法やレーザー治療も当院では積極的に施行しております。薬も以前より眠気・口の乾燥感といった副作用を抑え、より体に負担の少ないよう改良・開発されております。また漢方薬による治療に関しても行っていますのでご相談下さい。
| 花粉症の初期療法 |
初期療法とは花粉症治療に用いられる第2世代抗ヒスタミン薬(一般的にアレルギーの薬と言われているもの)をスギ花粉の飛散が開始する約2週間前(症状のでる前)から飲み始めます。
現在のアレルギーの薬は従来よりも眠気が少なく、より効果的にアレルギー症状を緩和させるよう開発されております。発症してから薬を飲み始めるのに比べて、症状が軽くすむことが多く、また最終的に服薬量も減らせる効果が期待されます。
特に鼻水、くしゃみが強いタイプの人に効果的です。もちろんスギ花粉以外でも、自分がどんな花粉にアレルギーがあるのか、その花粉はいつ頃から飛び始めるのかがわかれば、この予防的治療が可能です。

